制作道具のレビュー@パテ、ヤスリetc
[ヤスリ]
・サンディングスティック
使い勝手は前回日記参照で・・・一番使えるヤスリ
・フィニッシングペーパー
タミヤの紙ヤスリ。(画像なし)
サンディングのせいで出番は激減・・・
ただ、コストパフォーマンスは良いし、タイラーの張替え用に
ある程度の種類確保しておくべきかも。
・スポンジヤスリ
サンディングスティックが平面で、こちらは曲面専用。
正直曲面は全部これで作業したいけれど、コストがアホなことになるので
要所と仕上げ部分に重点的に使用していく感じで・・・
番手は粗めのファインと細目のウルトラファインの2種類で十分そうです。
ファインは多少使い込んでも、中目のかわりとしてそこそこ使えるので良い感じ。
ウルトラファインは使い込むとすぐただのスポンジ化するので
なかなかコストパフォーマンス低め。
・ラバースティックヤスリ
本来は模型用ではないようですが、本来処理し辛いかゆい部分に手が届く性能。
細かいコーナー部分のヤスリがけに向いてる模様。
正直な所無くても困らない。あると便利かなー程度の性能
とはいえサンディングスティックやスポンジヤスリと用途が被っていないので
何気に3番目に良く使うヤスリです。
削るというより、砂ケシゴムをかけるときのような手ごたえで、
削れたプラの粉などは出ないかわりにゴムがポロポロ削れていく。
削れているのか不安になるけれど、一応しっかり削れます。
ただ、削る力自体は弱いので、表面処理専用のような感じ。
・鉄ヤスリ
一応模型用の高めの鉄ヤスリ、もらい物ですが)ω)
これはもうサンディングスティックの240番台のおかげで
全くといって良い程出番がありません・・・
「鉄ヤスリじゃないとダメな部分だから使う」というよりも
荒削りなどで「これなら鉄ヤスリでも大丈夫だから使う」という、
他のヤスリを消耗しないために使うことの方が多いです、
・タイラー
平面の土台に紙ヤスリを貼ったというだけのもの。
エッジ立て等にはものすごく強い、ただ寿命がとても短い。
基本的に紙ヤスリを貼りかえて使うんですけど、
サンディングのおかげで完全に出番0に。
ガンプラ等のブレードセンサー部のシャープ化には
サンディングスティックより使いやすいかも。
土台確保のために数個買うのはアリだと思いました。
[パテ]
・フィニッシャーズラッカーパテ
ラッカーパテは数種類しか試したことないですけど
フィニッシャーズのコレが一番使いやすい。傷消しという意味では
この派手な黄緑色はパテが良く見えてすごくありがたい・・・乾燥も速い
色が色だけに、白いパーツとかに使うと
サフ無し塗装とかの時には下地の黄緑がクセモノになるようです。
瞬間接着パテと光硬化パテの使い勝手が良すぎるため、
ほんとにスリ傷のような小さい傷埋めにしか出番はないんですが、
それでも表面処理の仕上げ段階では無いと困る必需品の一つ。
ロックペイント - グレージングパテ グリーン が、フィニッシャーズラッカーパテと
殆ど同じ使用感だとか聞きました、色も同じ。
コストパフォーマンスはロックの方が良いので、使用頻度高い人は
そちらの方がよいのかも。
・瞬間接着パテ(クリア、黒)
パテ・・というか粘度の極めて高い接着剤。
傷やモールド、ピンホール埋め、エッジ立て、etcに向いてる模様。
ヒケもなく、食いつきがパテの中でもダントツに良いです。
実質、接着剤なので食いつきが良いのは当然といえば当然なんですが・・・
接着剤として使う分にも使いやすく、普通の瞬間接着剤と違って
位置決め等にも余裕もあり、メタルバーニアの接続とかに最適。
硬化後は硬くてラッカーパテや光硬化パテに比べると加工し辛いですが
気になるほどじゃないです、普通にカッターで切ることもヤスリがけすることもできます。
クリアカラーは普通の接着剤のような無色接着剤で黒は文字通り黒い接着剤。
クリアは白いパーツの穴埋め等に使えば、薄いサフでも下地がちゃんと隠れて目立たない。
黒は逆に色での確認が容易で、傷埋めの確認等がしやすいです。
このパテの本領は、硬化促進スプレーとの併用で、
これを一吹きすると即硬化して削れる状態になるので、作業効率がとても良いです。
コストパフォーマンスは悪いですが、大きな面積を盛るわけではないので然程問題なし。
細かい修正や表面処理に大活躍で、現在一番使用率の高いパテ。
左から光硬化パテ、wave軽量エポキシパテ、
タミヤ高密度エポキシパテ、タミヤ速乾性エポキシパテ。
・光硬化パテ
紫外線を当てることで5~10秒でカチカチに硬化するすごいパテ。
値段は超お高いけれど、大量消費するものではないし、買って損は無かった。
ただ、無くてもなんとかなるといえばなんとかなる。
瞬間接着パテと光り硬化パテのどちらを優先するかという話になると
間違いなく前者。
2m以上盛れない、光の届かない部分は埋められない等
厄介な部分もあるけれど、それを補って余りある硬化速度の速さと便利さ。
瞬間接着パテより加工がしやすいので、小さいキズ消しにはこちらを使うことが多いです。
自然光、蛍光灯でも固まるような説明書きがありますが、
長時間かけて硬化させると硬化しきらなかったりすることがあるので
基本的に紫外線LEDを使わないと使い物にならないと考えて良いです。
固まる前はラッカーパテよりちょっと固めくらいのドロドロー。
硬化後はとても削りやすく、ヒケないのでラッカーパテでは埋まらないくらいの傷埋めには最適。
食いつきはそれほど良いとは言い辛く、エッジ立てに少量盛ったりする分には向いていない
ポリパテのようにポロっととれてしまいます。
エポパテやポリパテを盛るほどじゃないけれどラッカーパテじゃヒケて一度じゃ埋まらなそうー
みたいな部分に丁度良いです。
・wave軽量エポキシパテ
エポパテで主に使っているのはこれ。
タミヤのエポパテほど硬化前の状態がベタつかないこととか、
硬化後の削りやすさ等が良い感じ。
また、硬化時間も早め
こちらがサクサク切ったり削ったりできるのに対して
タミヤのはしっとりした感じで削りにくいです。
・タミヤ高密度エポキシパテ
きめ細かく滑らかに仕上がりだそうですが、正直プラモいじるのに影響するレベルじゃないので
あまり特徴が長所になってない印象・・・
硬化時間が遅い、削りにくい、整形時にベタつく、値段が高い 等、短所の方が目立ってしまう。
・タミヤ速乾性エポキシパテ
waveの物に近いけれどコストも考えると特別優れているわけでもないので
悪くは無いけれどwaveの方に軍配があがる感じ。
・Mrホワイトパテ(画像なし)
ラッカーパテの一種かとおもいきや・・・なんだろ不思議なネバネバ感。
溶剤にも溶け辛くて、個人的にはすごく使い辛い。。。そして臭い
# by Rock_bouquet | 2010-01-17 10:12 | 工具レビュー